お久しぶりでございます。
今回はジョインツ2022に出展するにあたって、当店の新商品「クラシックバッグ」の紹介と、なぜチョロスタイルなのかという説明をしたいと思います。
まずこちらが完成品
バッグ前側にあるヒンジで開閉、後ろ側のパッチンで閉まります。
簡易のものですが鍵付きです。
なんでそこまで頑張ってバッグ作るの?ですが、
あくまで個人的な意見ですが
チョロ=チカーノ=ローライダー=ホイールが命!
やっぱりホイールが見えているのが一番カッコいいと思うわけです。
そうなるとどうしてもヘリテイジかデラックスがベース車両かな?となります。
王道は、バッグなし、ソロシート!
な訳です。
しかしこれはカッコいいのですが、ロングツーリングに行くにはとっても不便です。
旅先でお土産も買えないor買ってもリュックに入れるかボディバッグを背負う羽目になります。いざという時の工具もツールバッグをつけなければ常備できません。
こんなでっかいバイクなのに?
じゃあバッグを付けようという事になるのですが、これまた「いいの」が無い。
FLHのバッグをつける手もあるのですが、ソフテイルのフレームには厄介なところがあって、
左のプーリーとベルトカバーがデカイ!
そこに当たらないように隙間を空けてつけると、ガバガバなわけです。
フェンダーとバッグの隙間がバッカーンです。
何かいい物はないかと海外の製品などもいろいろ探しましたが
諦めました。
ないのなら作ってしまえと…
ま、なんとかなるだろうと、沼に足を踏み入れた訳です…泣
段ボールで発泡ウレタンを流し込む型を作ります。
この段階からミリ単位で左右対称に作っていきます。
発泡ウレタンで作ったマスター型にレジンやパテを盛っては削りを繰り返し、
製品の完成形となる原型を作っていきます。
その雄型にグラスファイバーとレジンを積層していき
なんとか下側が出来ると今度は蓋です。
第一号はなんとかニューオーダーチョッパーショウ2021に間に合わせなければ、
と「とりあえず」形にはして行きました。
なんとか形にして、仮付けでニューオーダーに出店↓
時間がなかったので、単色に塗り、ピンストを入れてなんとか見せられる形にはしましたが、
製品としては未完成。
取り付け金具もできてなかったですし、蓋の形も気に入りませんでした。
ここから再び地獄が…
あまり作業の写真を撮っていなかったので細かい説明は端折りますが、
金具と蓋の制作で3ヶ月かかりました。。
そしてとうとう完成!そして塗装も!
↓
最高です!
隙間は最小限!マフラーも隠してない!
最高の自己満が完成いたしました。笑
そろそろジョインツへの出発時間が迫ってきたので、
続きはまた帰ってからアップさせて頂きます。
よろしくお願い致します。